April 24, 2012
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例えば、冬の寒い日、あなたはストーブのある大きな部屋の中にいるとしましょう。もし、あなたの立っている位置では気温はあまり高くなかったらどうするでしょうか? おそらく、「寒い!」と感じて、ストーブのそばに寄って、暖をとることでしょう。

このように私たちは、「状況」(周囲の気温が低い)の中で、ある「認知」(寒い)を行い、その結果、「行動」(ストーブに近寄る)をとります。このように、私たちは意識していようといまいと多くの場合、「状況 → 認知 → 行動」という因果の流れで行動しています。

そして、「行動」から「状況」へ、因果がもとにもどってきます。あなたの行動とともに状況がまた変わるからです。最初は大きな歩幅でストーブに近づき、あなたの周囲の気温は暖かくなると、それを肌で感じて近づくスピードを緩めるかもしれません。もしうっかりストーブに近づき過ぎて、ストーブに触ってしまったら、即座に熱いと感じてストーブから離れることもあるでしょう。

「行動」は「状況」を変化させ、その変化した「状況」がさらに「行動」を変化させる循環の構造になっています。この循環のことを、「フィードバック・ループ」、短く略して「ループ」と呼んでいます。ここでは、このループのシステムが、適温のもとですごしたいという目的のもと、あなたのストーブに近づく行動のパターンを作り出しているのです。

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システム思考入門(14) 「システム思考の基本ツール② ループ図(1)」:ニュース&トピックス|チェンジ・エージェント